渡鳥を追った先で素材を調達する🦅
こんばんはArushikoLifeのRENYAです😊
連日、LUSHの取り組みについてお届けしております!
これまでに、
①Knot wrap
②バナナペーパーが貧困問題と環境問題を同時に解決する!?
③プラスチックを減らすNAKED販売と生分解性パッケージ(「Naked Christmas#パッケージなんていらないキャンペーン」実施)
④ 「電気の原材料を選ぶ!パワーシフトキャンペーン」実施
について書いてきました。
本日は
⑤渡り鳥プロジェクト - サシバを追え!
⑥SATOYAMA REGENERATION 能登の炭やき職人
について書いていきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう✨
⑤渡り鳥プロジェクト - サシバを追え!
みなさまサシバという渡鳥をご存知でしょうか??
このサシバは渡りをする鷹としてとても人気のある鳥なのですが、
現在この数が激減しており、絶滅危惧Ⅱ類としても指定されています。
この背景には日本各地の里山が疲弊していることに一因があるそうです。
それを聞いたLUSHのバイヤーがサシバを追って全国の里山を回りながら商品の原材料を探すというプロジェクトを始めました。
さしばは、谷津や谷戸と呼ばれる谷状の地形をした水田や畑に生息する
カエルやヘビの両生爬虫類、バッタやセミの昆虫類を餌としています
また、里山環境は止まり場や巣を作れる木が近くにあるため、絶好の繁殖地です。
つまり、サシバが繁殖できる場所は豊かな生態系が育まれているということができることから、サシバは豊かな里山のシンボルなのです。
里山は長い間、米づくりが行われ多種多様な生き物が育まれ、人間にとっても生き物にとっても心地よく豊かな暮らしが存在していました
ところが、農業従事者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などの理由で、全国の里山から人は撤退を始め、田んぼには草が生い茂り、カエルなどの生き物が暮らしていた水場は減っていきました。
そんな、サシバの渡りルートを追いながら、サシバの繁殖地や中継地で里山再生のモデルケースとなるような生物多様性のある田んぼを訪れはじめたバイヤーは、その周辺地域でたくさんの自然の恵みを目にしたそうです。
そしてそこから原材料を調達して、いくつかの商品を完成させました。
このプロジェクトもとてもすごいなと思いました。
しかも、まず動いてその先の状況でアイデアが生まれるので、
今までとは違った商品の開発プロセスが歩めると考えるととても楽しそうだなと思いました😊!!
⑥SATOYAMA REGENERATION 能登の炭やき職人
LUSHで販売されている商品
洗顔料 「ブラックダイヤ」
これは能登半島にある炭工場
大野製炭工場
で作られています。
能登半島は日本で初めての世界農業遺産
に登録された場所なのですが、
ここも、過疎高齢化が進み、山を管理する里人の人口は減少し、里山と里人は厳しい現実に直面しているといいます。
能登半島はとても自然豊かで、海と里山が近い事から両方の恩恵を受けれる非常に良い場所です。
ここは生物多様性の宝庫なのだそうです。
このままにはしておけない。そこで立ち上がった人物
伊藤さんは、生態系の研究者として研究を続けながら、世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を世界に発信しながら地域の課題解決に取り組む「能登里山里海マイスター」を輩出する金沢大学の人材育成のプログラムに講師として携わり始めました。
そして、その一期受講生が
大野製炭工場の二代目大野長一郎さん
里山は常に変化していく。
人が手を入れれば明るい草原になり、10年20年のサイクルでまた森に戻っていく。
炭やきを生業としていくためには質の高い炭ができるクヌギが8,000本必要だと分かり、2004年からクヌギの植林を始め、現在はそのサイクルをほぼずっと繰り返していけるほどまで来ているそうです。
そして、職人のなかの職人とも言える工程を得て作った炭。そんなストーリーのある原材料を調達するという
LUSHの調達物語でした。
一つ一つにストーリーがある。
これって商品としてある事なのでしょうがなかなか
一般の人には触れる機会がなかったりしますよね。
そして、ストーリーを知ればその商品の良さをより分かってくるんだなと思いました!
僕、実はブラックダイヤモンド使った事があったんです!
自衛隊の同期が使ってたので貰ったんですけど、
黒い洗顔ねー!としか思っていませんでした!
こんな素敵なストーリー!
たくさんの人が知る機会が必要だなと思います✨
いかがでしたでしょうか?
一つの企業としては最長の4日間にわたって書いてきました。
取り組みがたくさんあって、しかも他とは違う感じもすごくしました。
色々と調べながら書いていて、
別企業でもここは似ているなというのが結構あるなと思うことが多々あるのですが、
LUSHの活動は一捻りあって、まだまだ紹介仕切れないという感じです!!
これからもLUSHから目が離せませんね!!
本日はここまで!
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
ではまた!!